写真館
私のお宮参りの際は神社に行く前に、事前に予約した写真屋さんで記念撮影を行いました。写真屋さんの場合は撮影時の衣装なども含まれたパック料金を設定しているところが多いので、お宮参りとして一生の記念にと赤ちゃんにいつもと違った和装の服を着付けてもらい、思い出に残るアルバムを作成しようと思いました。
そのため、関東地方では一般に30日目前後といわれるお宮参りを100日目に切り替えて、赤ちゃんが大きくなるまでお宮参りを待つことにしました。生後3ヶ月を過ぎれば多少無理をしてでも赤ちゃんに和装の着付けを行えると思ったからです。当日に赤ちゃんの生活リズムを整え、いざ、写真屋さんに記念撮影に向かいました。
調整どおり赤ちゃんも起きてくれたので、急いで着付けを行ってもらうことに。すると、やはりというか着付けを始めてすぐに赤ちゃんは大泣き。でも、写真屋さんの着付け部隊の人は慣れているのか、仕事なのか、泣いている赤ちゃんに淡々と和装を着付けていました。ようやく着付けも終わっていざ写真撮影へ。
最初は一人で周りに飾り物を配置して撮影に挑んだのですが、着付けの時に機嫌を損ねたのか大泣きがずっと続いていました。カメラマンの人もぬいぐるみを使って必死でなだめてくれましたが、どうしても治まりません。
私達も駆け寄って何とか納まった隙にパシャリ。当然、顔が真っ赤でまつげは涙で濡れた写真になってしまいましたが、それがなんとも愛らしい顔になりました。泣きつかれた赤ちゃんは神社でのお宮参りの際は寝っぱなし。大変でしたけど、良い思い出になりました。