食事
昔のお宮参りは赤ちゃんの両親、それに主家の祖父母と一緒に神社に行き、神主さんにお払いを受けるのが一般的でした。最近でもそのメンバーが大きく変わることはありませんが、その後の行動に変化が伺えます。
昔のお宮参りではその後に親戚や近所への挨拶を行っていました。それが最近ではお宮参りの写真つきの手紙などで済ませている場合が多いようですね。それに近所にご挨拶をする風習も近所づきあいが疎遠になりがちな現代では、あまり行われてはいないようです。
神社のお宮参りの後は、せっかくご両親もきているということで食事会をされる人が多くなっています。神社でお参りが終わってから「はい、さようなら」ではいくら身内とはいえ失礼ですよね。
昔は衣装が主家、食事は嫁入り側という風習もあったようですが、最近は写真を撮れば衣装代は無料というところも増えていますから、昔とは少し事情が違っているようにも思えます。
お宮参りの食事は、普通のレストランに入ってもよいとは思いますが、人生でも何度もないお祝いの日ですから、和食の料理屋を選びたいものです。一人5000円前後でゆっくり個室にてコース料理を味わえる料理屋さんが多いと思いますので、赤ちゃんも寝かせながらご両親に子育てのコツなどを聞く良い機会になるのではないでしょうか。
写真の撮影代などは自分で払うとしても、おそらくほとんどの両親はどちらかが食事を出してくれると思いますよ。双方のご両親と一緒に食事をするのであれば、事前に半分ずつと取り決めておくと会計の時、もめずに済みます。