のし袋

昔からあるしきたりや行事は、今の若い夫婦にはあまり知識がないように思えます。それを感じたのはお宮参りの際の神社の受付での出来事です。私の前にも若い夫婦が生まれたばかりの赤ちゃんを連れてお宮参りに来ていました。


お宮参りでは受付のところで初穂料を神社に納めることになっています。初穂料を払う際、その夫婦はそれを入場料と思ったのか財布からさらりとお札を出して渡していました。

本来、初穂料は神様にお供え物をしていた頃からの風習です。その年に始めて収穫した食べ物を備えることから初穂料と呼ばれるようになったようです。つまり、神様に収めるお金ですよね。それを財布からさらりと出しているところはさすが若さから来る若気の至りなのでしょうか。


本来、初穂料はのし袋に入れて納めるものです。のし袋の由来は昔あわびをのして使ったことからこう呼ばれるようになりました。お宮参りの初穂料を入れるのし袋は一般的には紅白蝶結びの金包みに「御初穂料」と書いて現金を包んで納めます。


お宮参りののし袋の水引が超結びなのには理由があります。水引には蝶結びと結びきりがあります。蝶結びは何度でも結べますが、結びきりは一度結んだら解くことはできませんよね。それにお祝い事をかけて結婚などでののし袋は結びきり、お宮参りの初穂料は蝶結びというように使い分けるようです。


蝶結びののし袋は何度でも繰り返してよいわけですから、お子さんを沢山産んで幸せになれますようにという意味がこめられています。

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