厄年の妊娠
厄年に妊娠・出産することはよくないことなのでしょうか。厄年は人生の節目といわれており、女性の厄年で出産に関係しそうな年といえば33歳の本厄があげられますよね。厄年の33歳は数え年ですから、現代の満年齢に換算すると31歳か32歳ということになります。
その時期に妊娠・出産する人も多いように思えますが、実際のところはどういう影響があるのでしょうか。昔の人は厄年は体調が悪くなりやすいので注意が必要な年として考えていたようです。女性の33歳は青春期を過ぎて中高年期にかかる時期で、人生のうちでも曲がり角といわれているようです。
ただし、昔は結婚が早かったのでしょうから、その時期は丁度子育ても本格的になり、何事にも無理をしなければいけない時期だったようです。現代の結婚期は昔とは大きく違ってきていますよね。特に最近の結婚は遅いといわれていますから、この時期に妊娠・出産することは、昔の大厄の意味からすると決して悪いことでは無いように思えます。
少し理屈のようにも感じますが、昔の人が決めた厄年に現代ではあまりこだわる必要も無いのではということが私の意見です。ただし、その理論から言えば、初産に適用されるため、第二児や第三児を妊娠される方は注意するに越したことは無いと思います。
最近は子供ができにくくなっているという話も聞きますから、妊娠や出産を、厄年を避けて行うことも難しいですよね。十分体に気をつければ、いつであっても妊娠・出産を無事に行えるのではないでしょうか。