出産の影響はある?
厄年に出産することは本来よいとされています。出産とともに厄を落とすといわれており、縁起がよいようです。ですが、厄年のイメージはなにやら縁起が悪いとされていますから、厄年にあわせて出産することに抵抗がある人もいるようです。
厄年に出産がよいとされる根拠も曖昧ですが、厄年だから無理をせずに体をいたわりながら出産をするという意味では良い影響が出るのかもしれませんね。厄年の出産がどのように影響が出るかは本人の気持ち次第といったところでしょうか。
昔の人が経験に基づいて決めた「厄」は、特に女性にしてみれば出産による影響も強いと思います。女性の厄年と出産の影響は、その厄年に出産することによるものではなく、生まれた後の育児に関係があるようです。
女性の厄年は19歳、33歳、37歳です。19歳の厄年は青春期にあたりますから、何事にも向こう見ずになりがちであり、それゆえに無理もしやすくなるという意味があるようです。それに対して33歳は出産を終え、育児が本格化する時期ではないでしょうか。
それに、昔の風習では実家から送られる贈答品などが打ち切られる時期でもあり、また、姑から家のやりくりを任される時期でもあるようです。様々な環境の変化から心身に異常をきたす時期であり、大厄として位置づけられたようです。
これらのように、出産と厄年の影響は深いようですね。それに「厄」とは家事や育児などに無理をしない様にしようという昔の人の知恵のようにも思えます。そういう時期だからこそ、毎日を注意深く送ることで何事も無く厄年を乗り越えることができるのではないでしょか。