お宮参りの紐銭
赤ちゃんが生まれてからしばらくはどうしてもいろいろな手続きやイベントがあり落ち着かないものです。産んで直ぐに市役所に言ったり、親御さんが家に来た際にもてなしたりと、慣れない育児の合間にやらなければならないことが多いようですが、これもお子さんのためと我慢してその時期を乗り切るようにしましょう。
出生後のイベントとして苦労するのがお宮参りですよね。関東地方では生後30日目にお宮参りをすることが一般的であるといわれています。お宮参りは神社で祈祷することで終わるものではないようです。
お宮参り後にご近所や親戚へのあいさつ周りをすることが昔の風習のようですね。出産後はなかなか赤ちゃんを一目に触れることができません。お宮参りでせっかくおめかしをして外にでるのですから、そういったお宮参りにあわせて親戚周りやご近所挨拶をすることもよいきっかけなのかもしれませんし、自分のかわいい赤ちゃんを誇らしげに自慢できるチャンスだと思います。
挨拶の際、親戚の人などが初着の結び紐に縁起物の小物をつける風習があります。縁起物といえば主に扇子やでんでん太鼓などですが、扇子と一緒に紐銭と呼ばれるお金をつけることもあったようです。
昔は真ん中に穴が開いている五円や五十円玉を紐銭として使用していたようですが、最近ではポチ袋に紐銭と書いてお金を入れるようになっているみたいですね。紐銭の金額の目安は五千円前後が多いようです。紐銭用のポチ袋は雑貨屋さんなどに売っていますので、店員さんに聞いてみてください。