原因と対処法
20代後半から徐々に肌の老化現象が目立ってきてしまいます。主な老化現象の特徴はしみや顔のくすみです。年齢を重ねることにシミやくすみが発生しやすくなりますが、その原因はどのようなものなのでしょうか。
くすみの原因は主に体の内側から発生するといわれています。大きく2つに分けられるくすみの原因は血液の循環・質の低下や新陳代謝の遅延です。血液の循環は喫煙やストレスなどにより引き起こされる毛細血管の収縮が主な原因といわれています。
また、血液中のヘモグロビンの減少が肌に適度な赤みを失わせ、顔全体の血色が悪くなるなり、くすみにつながることが理由とされています。もう一つのくすみの原因になっているが新陳代謝の遅延です。
新陳代謝の遅延は生活リズムの悪化やストレス、食生活の偏りなどさまざまな原因が挙げられます。肌の新陳代謝のサイクルは28日周期であるといわれています。その周期が遅れてしまうことで古い角質が溜まってしまい、角質が厚くなることで顔全体がくすんでしまうようです。
新陳代謝の遅延や血液の循環・質の低下は生活習慣の見直しや適切な栄養補給、サプリメントなどの活用で改善されることが多いようです。血行の悪くなるようなことを極力避けることが重要ですので、睡眠不足や過度のストレス、無理なダイエットなどには特に気をつける必要があります。
せっかく新陳代謝を促すために栄養を補給しても血液の循環が悪ければ十分な効果を得ることはできません。生活習慣の改善に合わせて蒸しタオルやマッサージなどを併用することも非常にくすみ対策には効果的です。