やっかいなくすみ
若い時は全然平気だったのに、最近は夏を迎えるのが怖いと思う人もいらっしゃいますよね。特にお肌の曲がり角を感じ始める３０代前後にそう思う人が多いのではないでしょうか。
しみやくすみは加齢とともに発症し始め、また、改善が難しい症状であるといえます。くすみについては概ね２つの原因に絞られます。それは簡単に言ってしまえば血行不良と肌の新陳代謝の遅延です。血行不良にも血液中のヘモグロビンの減少や血液循環の悪化があり、それぞれは生活の不規則な方、睡眠不足の方、ストレスや疲労をためやすい方などにくすみが現れるようです。
またくすみのもう一つの原因は、肌の新陳代謝の遅延により角質が厚くなってしまうことです。角質は一般に２８日のサイクルで生まれ変わるといわれています。そのサイクルが遅くなってしまうと角質が厚くなってしまい、血液の適度な赤みが表面に現れなくなってしまうようです。それらが結果的に顔全体のくすみを誘発させてしまいます。
もうひとつ３０代前後から気をつけなければいけない症状がしみです。しみの原因は紫外線などによりメラニンが肌に蓄積してしまい発生するものです。それに、紫外線以外にも女性ホルモンのバランスが崩れた時やストレスを感じやすい体質の人に発生しやすい肌のトラブルのようです。
しみはしみ隠し用のコンシーラーなどで対応せざるを得ませんが、完全に消しきれるものではありません。エステなどのレーザー治療もかさぶたになることで跡が残ってしまう場合もありますので、やっかいな肌のトラブルと言えるでしょう。
